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むしの雑記

むしのこと、趣味のこと、日々の種々雑多

僕は昆虫図鑑で文字を覚えた

凡人たる僕が天から授かった唯一の才が昆虫を愛す心なのかもしれない。という程度には昆虫が好きな筆者であります。

昆虫とは仲良くしておいた方がいい。なんたって地球上の既知生物約175万種のうち約95万種は昆虫なんだもの。昆虫からは逃げられない♡

 

とはいえ、昆虫やそれに近しい節足動物(クモ、サソリ etc.)を嫌ってる人はとても多いと思う。

例えば、犬嫌いの原因としてよくあるのが「幼少期に大型犬に吠えられて~」「飼い犬に咬まれて~」というトラウマによるもの。「フォルムが無理」「あの脚が…」という人はほとんどいないだろう。

もちろん虫嫌いにもトラウマ派はいるだろうが、大半の理由は先入観だろうと感じる。

虫嫌いのそこのあなた、「気持ち悪い」「汚い」「キツい(⌒-⌒ ;)」の3Kを勝手にイメージしていないだろうか?

これはいけない。大変によろしくない。

先入観に目を曇らせ、昆虫の美しさ、力強さに気が付けないのはあまりに哀しいことではなかろうか?

そこで紹介するのが虫嫌いでありながら昆虫の美しさに気づき、その体現者となったクリストファー・マーレーというアメリカのアーティストだ。

彼にとって昆虫は常に恐怖の対象であったようだが、こう言っている

「気持ち悪い、怖いという先入観が彼らを美しく見せる。」

(皆にも先入観をこういう方向に使ってもらいたいものだ。)

彼の著作『PHEROMONE The Insect Artwork of Christopher Marley(邦題:世界一うつくしい昆虫図鑑)』はその最たるものだ。虫好きの人にも虫嫌いの人にも、是非ご一読いただきたい名著だと思っている。

もちろんすべての昆虫がこの本に紹介されているような美しいものであるとは言わない。しかし、身近な虫たちも彼らなりの美しさを持っていることを知って欲しい。また、昆虫に対する恐怖や嫌悪感に少しだけ目を瞑って、その自然が作り上げた美しさに純粋に目を向けてみて欲しい。

 

少し真面目に語ってしまったわけだが、要は「虫の魅力的な面にも気づいてあげてね」ってことよ。

 

 

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『世界一うつくしい昆虫図鑑』(クリストファー・マーレー:著、熊谷玲美:訳/宝島社)